1.モバイルショップとモバイル直販の違い
「業務用QR接続サービス」には、
「モバイルショップ開設プラン」と「モバイル直販プラン」という良く似たサービスがあります。
いずれもケータイサイトで通信販売を行うという点は共通していますが、両者には決定的に異なる点があります。
それは、ケータイサイト上の「モバイルショップ」の存在です。
「モバイルショップ開設プラン」は、ケータイサイト上にバーチャルショップ(仮想店舗)を開設し、
そのお店で通信販売を行うシステムです。お店を訪れたお客様は、あれこれ品定めしながらショッピングを楽しみ、
お目当ての商品を見つけて購入されます。
これに対して「モバイル直販プラン」は、カタログなどに掲載している商品ごとにQRコードを付け、
それをケータイで読み取るケータイサイトでダイレクト通販システムです。「モバイル直販プラン」には、
バーチャルショップは必要ありません。
また、ケータイでQRコードを読み取って、ケータイサイトへアクセスするという手段は共通していますが、中身は少し違います。
「モバイル直販プラン」は、商品ごとに付いているQRコードからアクセスします。
これに対して「モバイルショップ開設プラン」は、チラシやパンフレットをはじめ、
モバイルショップのPR印刷物に付いているQRコードからアクセスします。 |
2.モバイルショップの基本
モバイルショップに限らずサイトでは、「動線」がとても重要視されます。
「動線」とは「サイト内におけるユーザーの動き」という意味で、モバイルショップではなおさら重要になります。
つまり、モバイルショップを訪れたお客様が、ショップ内でいかにスムーズにショッピングができるかということです。
ショップを訪れて買い物しようとしても、なかなか商品が探し出せないのでは、さっさと諦めて帰ってしまうでしょう。
モバイルショップのお客様の大半は、最初から商品購入の意志を持ってアクセスして来られます。
そして、できるだけ簡単に欲しい商品が見つけられ、即座に購入できるようにと望んでいます。
つまり、「アクセス」→「商品検索」→「購入」の動線がいかにスムーズかが、モバイルショップの成否のカギだとも言えます。
「モバイルショップ開設プラン」を利用すれば、こうした心配事は全て解消できます。
つまり、印刷物のみでは説明し切れなくても、ケータイサイトで懇切丁寧に説明すれば、お客様の不安は完全に解消されます。
「動線」と言えば難しく聞こえますが、簡単に言えばは「お客様がショッピングしやすい、
分かりやすいショップ」ということです。目的の商品が見つけにくかったり、
使い勝手が悪くて迷路を歩いているようなショップでは、お客様は二度と訪れては来ないでしょう。
「モバイルショップ開設プラン」なら、最小2クリックで商品が検索・注文できる、「お客様思い」のモバイルショップが構築できます。
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3.「信頼感」と「安心感」
モバイルショップによるネット通販は、お客様との「信頼関係」があって初めて成立します。
お客様の「信頼感」と「安心感」は、相手の顔が見えないモバイルショップの生命線とも言えます。
人気商品やユニークな商品、格安商品などがいくら揃っていても、どこか胡散臭い感じのするショップは敬遠されます。
そうした臭いは、お客様は敏感に感じ取られるものです。
では、信頼されるモバイルショップになるには、どうすれば良いでしょうか?
モバイルショップは相手の顔が見えないだけに、お客様はアレコレ不安を抱かれます。
従って、モバイルショップ構築の最重要ポイントは、このお客様の不安を解消してあげることにあります。
不安や心配事が全て解消され、モバイルショップに対して「信頼感」と「安心感」が生まれた時、
お客様は初めて商品の購入に踏み切られるのです。
お客様が心配される要素は様々です。
●値段と品質が釣り合っているだろうか?
●保証やアフターサービスはあるだろうか?
●返品・交換、納期、送料などの取引条件は?
●信用できる販売会社・業者だろうか?…etc
お客様の視点に立って不安要素をピックアップし、それらを全て解消することが必要です。
もちろん商品に関する詳細説明は不可欠ですが、それと併せてお客様に「安心感」と「信頼感」を与える説明も大切です。
モバイルショップを開設すれば、それだけで商品が売れるほど甘くはありません。
常にお客様の立場になって考えた時、初めて「売れるモバイルショップ」となるのです。
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4.お客様の不安を解消
モバイルショップは相手の顔が見えないため、お客様は何かと不安を抱かれます。
お客様の主要な心配要素は、「信頼感と安心感」の項に列記していますので、そちらをご参照ください。
お客様の数ある心配事の中でも、最大の関心事の一つが商品の「品質」です。
実際に商品を手に取ったり、味見をしたりすることができないのは、モバイルショップの大きな弱点です。
それだけに、可能な限り詳しく説明する必要があります。
取扱説明・特徴・仕様・素材・保管方法・工場・技術・生産者…など、ケータイサイトならいくらでも表示できますから、
できるだけ多くの情報を盛り込むよう心掛けてください。
また、モバイルショップでは、「色がサイトのイメージと違っていた」とか「サイズが合わなかった」ということは、
ある程度は避けて通れません。従って、写真やイラストなどの画像を多用して、可能な限り実物に近いイメージを伝えるとか、
サイズが比較できるものと並べて写すなど表現の工夫が必要です。返品・交換などの条件を明記することも必要です。
モバイルショップの目的はネット通販ですから、「特定商取引法に基づく表示」は必ずしなければいけませんが、
これだけでは安心しきれないお客様も少なくありません。お客様が十分にご納得され、安心して商品を購入して頂くためには、
どんな些細なことでも徹底的に説明する必要があります。
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